主電源回路では人の感電保護の為、配線用遮断器(ブレーカ)と電磁開閉器や電磁接触器を使用します。大容量の電流が流れる回路では電線のスケールが大きいサイズになることがあり、盤サイズの関係で配線用遮断器(ブレーカ)から電磁開閉器までのクリアランス(配線を結線するための十分なスペース)がとることができず、結線出来ない場合があります。
これまでに動力盤の省スペース化の取り組みを数多く行ってきた東亜エレクトロニクスでは、動力盤の設計段階から配線用遮断器(ブレーカ)から電磁開閉器までのクリアランスを計算した上で、そこに適合する銅バーの選定(銅バーは、断面積によって流れる電流値が決定するため、太さのサイズも加味)や盤全体のレイアウト、ブラケットを検討しています。これにより、盤内が省スペースでも、電流を流すための銅バーが取付が出来る様に考え、出来るだけ盤サイズを大きくならない様にしてお客様に提案しております。