本つぶやきにて、AGVについて様々な角度からご紹介させていただいておりますが、今回は「AGV用移載コンベアの製作」についてご紹介させていただきます。
製造業の現場において、AGVはワークやパレットを牽引して運搬を行う牽引運搬だけではなく、設備やコンベアから自動で運搬物を受け取り、自動移載を行ったのち目的地で自動で荷下ろしをすることを要求されることもあります。
このように、ワークの受け取りや荷下ろしの自動化することで、人の手を介さずに運搬物の工程間搬送を行い運搬の完全自動化を実現することができます。
この工程間搬送の完全自動化を実現するためには、大きく分けると二つのポイントがございます。
まず一つ目は、「AGVと設備側の制御」についてです。
運搬物の受け取りや、荷下ろしをする際に所定の場所にAGVが到着したことを設備側に知らせる必要があります。この制御を実現する通信方式として、「光伝送装置」を使用することがございます。光伝送装置とは、光を媒体とした無線式のデータ伝送装置のことです。無線式でデータのやり取りを行うためAGVと設備間のように、移動する機器や装置へのデータ授受といった有線で接続することが難しいアプリケーションに適しています。地上側の設備やコンベアとインターロックを取り、確実な制御で移載動作を行うことが可能です。
二つ目は「移載装置の設計・製作」についてです。
AGVを導入する工場や、搬送物はお客様によって変わるため、お客様毎に適した移載装置の設計や製作を行う必要がございます。
このお客様毎のワークやパレット形状に合わせたカスタム対応には機械設計が伴うため、実績数に伴うノウハウも重要となります。
当社であれば、AGV専門のSIerとして多くのお客様のAGV導入に携わってきた実績が多数ございますので、最適な移載装置の設計や製作が可能です。
人を介さないAGVの導入、工程間搬送の完全自動化についてお困りのお客様がおられましたら、ぜひ弊社にご相談ください。