近年、中国製AGV(AMR)が全国各地の物流設備で稼働されており、日本の企業様が代理店となっているケースも増えてきております。そこで今回は日本のAGVと中国のAGVの主な違いについて簡単にお話させていただきます。
大きく分けた二つのAGVですが一番の大きな違いとして、目標ターゲットの違いではないでしょうか。日本は製造現場をターゲットとしたAGVが多く、様々なワーク搬送に合わせた形や多少環境の悪さは苦にしなかったり、カスタマイズさせて既存設備に合わせられるなど、お客様の条件に合わせて変化させられるAGVが多いと感じる一方で、中国は物流倉庫をターゲットとしたAGVが多いように感じています。特徴として上記のようなお客様に合わせた仕様はないものの、フレキシブルな走行や、技術を生かしたセンシングにより納入までかかる時間が大幅に削減できるなど、デジタル技術を最大限活用しているのが特徴ではないでしょうか。
両国のAGVが全て上記のようかと言われるともちろん違いますが、大きく二つに分けるとこのような違いが大きくあるのではないかと考えました。様々なAGVメーカーが他機種を販売しております。導入を検討されているお客様にとっても、どのAGVが仕様にふさわしいかお困りになってしまう事もあるのではないでしょうか。そのような時は是非弊社にご連絡ください。AGVの選定だけではなく、お客様の仕様に関しても弊社とともにご検討いただければと思います。