コロナがなかなか収まりを見せませんが、FA機器などの部材の調達が難しい状況も続いております。原材料の入手難、新型コロナウイルス、各メーカー個別の理由などの影響により制御機器の納期が長納期になり早一年以上になります。
部材の調達ができず、製品や装置を出荷できないとお困りのお客様もおられるのではないでしょうか。制御盤設計・製作で多数の実績を持つ当社は、リレーの置換提案によりお客様のお困りごとを解決した実績がございます。
当社では制御盤製作において、国内メーカーのみならず海外メーカーの制御部品の取り扱いも可能です。
国内メーカー:富士電機、オムロン、Panasonic 等(一例)
海外メーカー:Allen-Bradley、Schneider Electric 等(一例)
国内と海外でIEC(国際電気標準会議)やITU(国際電気通信連合)等の世界共通の規格に対応することはもちろん、JIS規格(日本)やDIN規格(ドイツ)など国ごとの規格に適応することも重要です。
制御盤のリレーの置換提案を実施する際には、こういった規格へ理解に加えて、メーカーごとの「サイズ」の違いを理解しておく必要もございます。
別の記事では「配線先」によるポイントをご紹介させていただきました。詳細は下記リンク先よりご確認ください。
今回は、「サイズ」に関するポイントをご紹介いたします。
【置き換え提案】
・富士電機製 HPシリーズ HH54P-FLDE COIL DC24V / SOCKET TP514X1
・Allen-Bradley製 700シリーズ 700HC14Z24-4 COIL DC24V / SOCKET 700-HN128
【ポイント】
〇製品サイズ
HPシリーズ HH54P-FLDE / SOCKET TP514X1 :縦70mm x 横29mm x 高71.5mm
700シリーズ 700HC14Z24-4 / SOCKET 700-HN128 :縦67mm x 横30mm x 高62.1mm
今回は、富士電機製のHPシリーズからの置換が必要でしたので、Allen-Bradley製 700シリーズをご提案させていただいております。製品サイズが大きく変わってしまうと制御盤全体の設計変更を余儀なくされる可能性もあり非常に多くの手間がかかってしまいます。当社であれば国内外の様々なメーカーを使用した制御盤の実績が多数ございますので、メーカーごとに最適な置き換え提案が可能です。
日本国内のメーカーであれば、カタログやスペックも容易に検索ができるため、比較検討も可能かと思いますが、海外メーカーとなると日本語のカタログの用意がないメーカーもございます。海外メーカーの制御リレーの使用実績が豊富にある当社であるからこそ、納期面や海外への出荷など様々な需要により必要となるメーカーの置換提案も対応が可能です。制御リレーでお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、ぜひ当社にお声かけください。