簡易AGV台車(低価格AGV台車)の無線通信機器の交換を実施について紹介いたします。
簡易AGV台車で交換を実施した無線通信機器の周波数帯は2.4GHzでした。
2.4GHzの周波数帯は簡易AGV台車で広く使用されています。
また生産工場でもバーコードリーダー、QRリーダー、PDAなどのBluetoothの読取り機器にも多く使用されています。
多くの2.4GHzを利用している環境下では無線通信機器同士の電波干渉、ノイズなどの問題で、通信速度が遅くなり、通信異常等のトラブルにつながります。
対応としては、帯域が重ならないチャンネルを使用する必要が生じますが、色々な機器が使用してますのでチャンネルを切り替えたとしても電波干渉が無くなることは有りません。
通信トラブルは発生原因の特定が困難な事あり、無線通信機器の交換前に事前の環境調査などが必要となります。
東亜エレクトロニクスでは、無線通信機器の設置環境、専用機器による調査の対応が可能です。
5GHz帯を使用することによりは2.4GHz帯に比べ、チャンネル数が多くまたチャンネル間の帯域幅も広く、この電波帯域の機器を使用することで電波干渉が起きにくくなり安定した通信が可能になり、通信異常が起きにくくなります。
今回もAGV台車50台の無線通信機器の機器の選定、現場環境の事前調査を実施し、通信トラブルも無く無事終了しました。