低価格AGV台車99台の運行制御システムは無線通信式を採用。
AGVは生産ラインや物流センターなどで、部品やASSY品、完成品などを搬送する際、予め設定されたルートや走行方法で自動運転する無人の搬送用台車システムです。
最近は生産指示データーを使用した多品種、少量生産の組立ラインへの導入も多くなっています。
この様な環境下では生産指示データーとAGV台車の同期を取る事と、組付ラインとの連動など、
生産指示システムも絡んで複雑化する傾向にあります。
組立ラインだけでなく、素材投入、加工ライン、出荷ラインなど、工場全体の物流を見直すところも多く、AGV台車の搬送エリアが広くなる傾向です。そうなると台車数も増え、台車の待ち合わせ、台車の位置情報など、走行中のAGV台車の見える化が求められています。
AGV台車の見える化には台車側に無線送信機(子機)を取付、地上盤に無線受信機(親機)を設置しエリアが広くなれば中継機を設けて無線通信でAGV台車の運行管理を行い、走行中のAGV台車の見える化を実践しています。
最大99台までの低価格AGV台車を導入した工場では、生産指示システムとの連動管理も行いました。
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