2020年はコロナ禍により多くの製造業の景気が冷え込みました。われわれFA業界もお客様の業績悪化に伴う設備投資の中止や延期により、例年に比べて厳しい一年になりました。
ただ、コロナ禍での一年を経験し、製造業においても自動化、デジタル化の理解度が高まって来ていると感じております。
多くの会社で決算期が近づくこの時期は、来期の設備投資の予算確保のため、来期案件の見積依頼が多くなります。
AGVやピッキングシステム、トレーサビリティシステムと様々なシステム相談があり、昨年にできなかった設備投資を今年は行いたいという、現場担当者の思いを感じることができます。
コロナ禍により、これまで以上に自動化、デジタル化に関心が高まり、今後は様々な自動化システムの相談が増えてくると予測します。
弊社でもそういったシステム案件に対応できるよう、新しい情報や技術をより多く取込み、技術向上ができる一年にしていきます。