AGV台車が走行中の位置情報と、走行制御をコントロールする方法として、マークプレート方式が採用されそこにはRFIDが広く使用されています。
RFIDにはアクティブタイプと、パッシブタイプが有り、近距離タイプの小型の電池レスのパッシブタイプが多く採用されています。
13.56MHz帯を使用したRFIDは、国際規格ISO/IEC18000-3(ISO/IEC15693)に準拠しており海外でも安心して使用することが可能です。
AGV台車には、RFIDタグ読取り機器が設置されており、走行中にタグに書き込まれたデーターを読み取ります。
読取ったデーターはAGV側から無線通信で管理制御盤に送信され、管理制御盤のプログラム上でAGVの走行場所と走行制御をコントロールする絶対値として処理をします。
使用するRFIDタグのデーターは数値をアドレスとして使用する場合が多く、数値を絶対値としてプログラム上で処理をします。
この絶対値でプログラム上でのAGVの位置情報、走行制御をコントロールする指示が決められています。
例えば、一つ目の絶対値001を読取りした場合は通常速度から減速、二つ目の絶対値002を読取り した場合は左分岐開始、三つ目の絶対値003を読取りした場合は、左分岐終了、 通常速度に戻すなど、絶対値に指示情報を決めてAGVの走行制御をコントロールしています。 AGVの走行ルートに設置されるRFIDタグは、それぞれ意味を持っており、RFIDタグを順番に読むように設置しています。 RFIDタグの読み飛ばしが発生した場合はAGVが走行異常で停止します。
上記のような制御方法が一般的には多く採用されてます