一般的な ”墨だし” といえば、大工さんが墨つぼから黒い墨を含んだ糸を伸ばし、パチンと弾いて印をつける道具を連想されるのではないかと思います。
2021年現在でも、墨つぼを使った墨だしは現場で使用されています。専門店に行けば、墨ツボ専用の墨汁もありますし、インク式、チョーク式も販売されています。これらの墨つぼは床面に塗料で描くことになり、悪く言い換えれば床面を汚すことになります(住宅などの木材に線を入れる場合は、完成後見えないところに線が入りますので問題なることはありません。)
東亜電機カンパニーでは、AGVのレイアウトを確認する際に墨つぼを使用して墨だしする場合は、ふき取りの出来るチョーク式を使用しています。また、床面を汚さないためにレーザー墨だし機と合わせて水糸を使用して墨だしを行っています。
AVGのコースレイアウトを熟考する点は、搬送速度を上げやすくするために、基本的に水平・垂直で設計されます。そのため、レーザー墨だし機を使うことで素早く水平、垂直の墨だしを簡単にでき、なおかつ床面を汚す必要がないためコースレイアウトの作成ではレーダー墨だし機をよく使用しています。磁気テープの貼付けも墨だしをした墨を基に張り付けていくので間違いの出来ない作業で、墨だしをする時は毎回緊張しますし、急いでいても図面と墨の寸法が間違っていないか確認をしてから作業をするようにしています。