FA業界、特に自動車製造業の世界では「かんばん」と呼ばれる、生産・運搬の指示情報で、何を・いつ・どこに・どれだけ・どういう順序で生産するか、等の情報を載せた指示書があります。
かつては工程作業者が「かんばん」を実質的に目で見ることで管理をしてきました。
今日の「かんばん」にはバーコードやQRコード、また「かんばん」の情報が適宜データとして書き込まれているRFIDを用いて上位システムと紐付けされるシステムがかなり一般的になりつつあります。
一度に大量の情報を人の操作に依らずに正確に読み取ることのできるバーコードやQRコードやRFIDによる製品情報の管理は、現在の生産現場ではかなり浸透してきております。
「かんばん」とRFIDを組み合わせて工程管理するシステムが導入される事により作業の負担を軽減し、モニター画面上でわかりやすい指示の確認ができるなど、ミス低減や作業時間を短縮することが出来ます。
弊社でも「かんばん」の自動コード読取やRFIDを用いたシステムのお問い合わせが多くなってきており、より効率的で無駄の少ない、お客様の現場に即した提案を進化させていく為、最新の事例等を勉強していきたいと強く感じております。