日頃何気なく実施されている半田工程ですが、近年は環境への対策から「鉛フリー」の半田工程が一般的となっております。当社でも数年前から鉛フリーの半田工程に切り替えているのですが、制御盤製作を実施する中で見えてきた「鉛フリーの半田工程」の注意点についてご紹介させていただきます。
市販の半田コテは、ほとんどが鉛フリー対応となっていますが、鉛フリー半田は、鉛入り半田に比べて温度管理が重要となり、温度制御付き半田コテを使用することで必要以上にコテの温度が上がらないようにすることが大事です。
〇当社の使用機器
メーカー:HAKKO社
型式:ステーションタイプFX88D-01、FX-600-01
温度設定:350℃ (標準温度)
また、半田作業は特殊工程に指定しているため、作業者を登録制にすることで品質の均一化や、トラブルを未然に防ぐ体制としております。
何気なく実施されている半田工程ですが、捉え方ひとつでより作業の精度を向上させることが可能です。制御盤の豊富な製作実績を持つ当社ですが、小さい作業に対しても日々改善・改良を繰り返して製作を行っております。
制御盤の製作でお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、ぜひ当社にお声かけください。