システム開発者の旬なつぶやき

2022.09.22
制御盤

自立型・横長タイプの制御盤設計のポイント

今回のつぶやきでは、横長タイプの制御盤設計を行う際の注意点についてご紹介させていただきます。

通常、制御盤は筐体メーカーが標準で用意しているサイズで製作をされることが多いですが、搭載される装置や設置場所によっては特注サイズで製作を行うこともございます。そんな特注サイズの中でも、「自立型・横長タイプ」は射出成型機などの横に長く設置をする必要のある装置に多く採用されます。最近では自動盤や取り出しロボット等のアプリケーションで使用されることも増えてきております。

 

注意点

・垂れ下がりのリスク

部品配置の関係で横が長くなる制御盤は、筐体の左右が垂れ下がってしまうリスクがございます。そのため、角へのアングル増設や、制御盤中央部への当て板の溶接などにより強度面を向上させる必要がございます。このような対策をとらずに製作を進めてしまうと、納入を行う際の搬送時に制御盤が歪んでしまうなど大きなトラブルが発生しかねません。

 

・吊り上げ時のリスク

重量や盤長によっては、吊り上げ時に板金が変形してしまうリスクがございます。そのため、天井等に当て板溶接による強度面の補強を施さなければなりません。板金が変形してしまうと、据付時などの板金不具合につながります。
また、連結盤の場合でも、連結した状態での吊り上げが必要となる場合は、天井部に補強を施し、強固にしなければ盤が変形してしまう可能性もあるので注意が必要です。

【参考】
対策が必要な寸法イメージ

縦:500mm-800mm x 横:3000mm-5000mm

対策

基本的には、設計・製作時に対策を実施する必要がございます。制御盤を組み込む設備や設置場所、アプリケーションによって必要な強度を検討し、アングルや当て板等の増設による対策を行います。

当社であれば、今回のような自立型・横長タイプの40年以上の製作実績がございます。豊富な実績に基づくノウハウ、ご提案により、お客様に最適な制御盤の設計・製作が可能です。

自立型・横長タイプの制御盤に関してお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、お気軽にご相談ください。

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