制御盤という工場の生産設備を設計・製造している当社では、お客様から急な電気部品の仕様変更への対応がしばしば求められます。先日もあったのですが、当社が取引をしている機械メーカー様(工場の生産設備を製造しているメーカー様)から連絡があり、エンドユーザー様(機械設備が最終的に納入されるお客様)から仕様の変更があるとのことでした。
その仕様変更の内容は、制御盤を海外規格へ対応の為にブレーカーをUL規格(北米への輸出品)への変更でした。UL規格品は一言でいうならば、絶縁や防火など現地の電気製品規格に準拠している証明であり、海外規格ではNFPA、UL508など複数の規格が存在します。
ブレーカーの容量計算、海外規格への適合、制御盤へ部品配置も考慮して選定しています。
海外規格品のブレーカーは日本国内で流通はしていますが、制御部品によりメーカー納期は1ヶ月、2ヶ月かかることが通常としてあります。
エンドユーザー様へ納期回答をした結果、一日でも早く間に合わせて欲しいと依頼されました。
早速、当社の海外拠点に問合わせをした結果、お客様希望納期に間に合わせる事ができました。お客様も生産設備の工作納期が間に合った事で非常に満足して頂きました、それからはブレーカー以外の部品の問合せも増えている状況です。
部品調達、機器選定、制御盤制作でお困りでしたらお気軽にご相談下さいませ。