工業用・産業用機械装置を海外へ輸入することが、従来にもまして一般的になり、制御盤の設計製作においても海外メーカー製の電気機器を使用することが頻繁にあります。
海外メーカーの制御系の電気機器を使用する際には、日本国内のメーカーとは違った注意点が必要になり、それを知らなければ機器の故障等を誘発してしまいます。例えば、とある海外製のサーボアンプの場合、機器に供給する電源の順番があり、その順に沿って電源を供給しなれれば発火(発火までいかない場合も、煙等が発生)につながることがあります。海外の制御メーカーの電気機器を使用する際には、取扱説明書が英語であったり、その電気機器の使用経験が十分でなかったりと、使用に対するトラブルシューティングが不十分ケースが多々あります。
日本国内の生産現場・製造現場でも輸入機械や輸出機械にふれるケースが増えてきていますので、海外製の制御機器・電気機器を使用する際には、十分な注意が必要です。