画像処理技術を活用した自動化のご要求は年々増加傾向にあります。昨今は単一の照明で色要素を分けて照射できるものが出てきておりますし、
”液体レンズ”や”電気光学素子(電気光学結晶)レンズ”によりレンズの屈折率まで電気で制御してしまう等革新的な商品が誕生しているのですが、
そういう状況であっても周囲環境に左右されない安定した照明条件の確立が依然としてキーポイントである事は変わりがありません。
これは特に、公共設備やセキュリティーなど、カメラを使用する様々なシーンにも同じことが言えるのです。
皆様は最近ショッピングセンター内のパーキングでチケットレスのシステムに遭遇したことがおありでしょうか?
ドライバーが窓を開け発券機に近づきボタンを押してチケットを取るのが普通でしたが、其の煩わしさを無くし、チケット紛失によるロスを防ぐ目的で
導入が進んできております。非常に便利なものでこれから益々主流になっていく事でしょう。
但しユーザー側では良いことばかりなのですが、システム構築側では解決しなくてはならない事がそれなりに多いのです。
①は今後技術の向上で精度は上がっていくと思われます。 ②③はチケットレスが故、条件が成立することが難しい。
以上はほんの一例ですがユーザーの利便性の裏には必ず新しい技術・工夫が必要となってくるのです。
東亜エレクトロニクス(株)は社会に多少でも貢献が出来ることをモチベーションとして、これからも現場に勤しむつもりです。