近年では、制御盤内の配線において海外製のフェルール端子を使用するリモートIOユニットを採用するお客様が増えてきました。リモートIOユニットは、制御する側の機械装置毎の信号の入出力点数に柔軟に対応する為に、機器を横に増設していくタイプが多いことが特徴です。このIOユニットの取付方法としてはDINレールに固定する方法になります。
一般的にDINレールは高さ7.5mmを使用することが多いですが、リモートIOユニットの取付部分の奥行が小さく、突起物等がDINレールの取付ネジの頭の部分が干渉して、リモートIOユニットが若干浮いてしまうことがあります。リモートIOユニットは機器の側面に電源の接続面があり、浮いていると接触不良を起こす要因となります。これらの問題を解決する為に、DINレールには高さ7.5mm以外にも15mmの物もあり、15mmの物を使用することが望ましいです。