配線作業におけるスペア線やリード線の先端は、芯線が露出するため感電リスクが潜んでいます。このようなリスクを回避するため、ビニールテープを使用し、露出した配線を保護します。しかし、ビニールテープには様々な問題点があるため、熱収縮チューブを活用することをお勧めしています。
巻かれたビニールテープは外観が良くなく、機器の美観を損なうことがあります。
剥がした際に粘着部が電線に残ることが多く、その部分を切断しなければならないケースが生じる可能性があります。これにより、電線が届かなくなるリスクも考えられます。
そのような些細なリスクの低減と、品質向上の為、当社では盤製作の際に配線の養生をビニールテープではなく、「熱収縮チューブ」を活用しています。
当社では、配線の保護に「熱収縮チューブ」を活用することを推奨しています。熱収縮チューブは加熱することで収縮する特殊な素材で、以下のような利点があります。
ビニールテープのように粘着部が残らず、電線が汚れないため、後から作業しやすくなります。
盤内で目立たず、美観を保ちつつ整然と配線できます。
収縮させただけなので取り外しが簡単で、メンテナンス作業が効率的に行えます。
熱収縮チューブは、ヒートガンやドライヤーで加熱することで、電線の先端にぴったりと密着します。弊社では、先端をチューブがやや長く出るように収縮させ、末端を折り返してインシュロックで固定し、末端の養生を行っています。
工具の使用や手間が少しかかるものの、まとめて作業できるため、作業全体の効率を損なうことはありません。
チューブが完全に収縮して配線を覆うため、配線作業における安全性が向上します。
ビニールテープから熱収縮チューブへの切り替えは、配線作業における安全性と効率性の向上に繋がります。品質向上を重視する方や美観を保ちたい方には、ぜひ熱収縮チューブの活用をお勧めします。製品に関するご要望などがあれば、いつでもご相談ください。