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プログラミングの基礎知識

Ⅲ PLC&PCを使用したシステム事例

プロジェクターを用いた作業指示システム

このシステムでは、作業台に置かれたワーク自体に図形、文字、などを直接投影し作業者へ部品の配置位置や、行なう作業内容を表示し指示を行ないます。

【装置システムとして】
上位生産指示システムのPLCで、作業台に乗せられたワークのクランプ制御を行い、品種データを作業指示システムPCで受信し、予めティーチング用ノートPCにて品種設定した情報に合わせてプロジェクタへ出力しワーク自体に作業内容の表示を行います。これにより作業者の目の付く所に品番情報の表示、タクトタイムをリアルタイム表示しています。
作業者が組付け等の作業を行ない、作業完了ボタンを押すことにより、部品取付け等の忘れが無いかをセンサー等でチェックを行い、部品取付け正常でワークをアンクランプし、タクトタイムの加算を停止します。

このシステムでは、品種の追加や、変更等があっても、ユーザー側にてティーチング用PCを使用し品種の追加、変更が容易に可能なシステムとなっています。

システムとしてはPLC、PC,ノートPC、プロジェクタを使った構成となっています。 

※PCで品種情報をハンディーBCRで読み込む事で、PLCレスでシステム構築する事も可能です。