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配電盤・制御盤の設計ポイント事例/Ⅱ.部品配置のポイント

7 盤の小型化を実現する分岐プスパー設置のポイント

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電磁接触器から回路が分岐しており、回路数が3個以上になる場合が多々あるかと思います。その場合は、分岐ブスバーを製作し設置し配線を行います。電磁接触器とブスバー間が配置上クリアランスが取れない場合は配線ができません。

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分岐ブスバーを電磁接触器に取り付けることによって、中板に取り付けるよりも作業工数も減り、スペースも減らすことができるため、配電盤・制御盤を小型化することができます。また、S相の高さを変えることにより配線も支障なくできるようになります。

電磁接触器に直取付する導体は幅、厚みの上限サイズが決まっています。必ず、メーカーの取説等確認し適合するようにしましょう。また、中板スペースがなく配線クリアランスが確保できない場合には直付することも手段の1つです。