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配電盤・制御盤の設計ポイント事例/Ⅱ.部品配置のポイント

4 ダクト間スペースを考慮した部品配置のポイント

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盤レイアウトを設計する際に配線ルートを考え、機器をダクトで挟んで配置を考えます。その際、ダクト間を狭く設計をしてしまうと実際に製作時にコネクタも通し難くなり、ケーブルが挟まったりして断線の危険があります。

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配電盤・制御盤のレイアウトを設計する際には、配線ダクトと機器の間には40mmの幅を設けることによって、スムーズな配線が可能となります。また、40mmの幅が存在すると、コネクタも容易に通すことが可能となったり、マークチューブの線番が読みやすくなるため、作業効率の向上につながります。

主遮断機は、右に置き目的別に中板を分けるか、同一の中板であってもスペースを分割するようにしましょう。配線は上から下へ流れるように機器を配置します。尚必ず盤内温度に配慮しファン等を追加しましょう。外部中継端子台は、盤底面に配置します。