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配電盤・制御盤の設計ポイント事例/Ⅱ.部品配置のポイント

2 トランスの落下を防止する設置のポイント

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トランスは重量物であり、容量によって大幅に重量が変わるため、取付位置の検討に悩むかと思います。1.5KVAのトランスを中板に取付で検討した場合、重量が約19kgあり中板にタップ加工をして固定することは落下等の危険があるため、配置を見直した方が良いでしょう。

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重量の重いトランスを取り付ける場合は、底面に台ブラケットを設け、その上にトランスを取り付けることで、トランスが落下するトラブルを防止することができます。また、重量が台ブラケットにかかるため、取付も容易になり作業性が良くなります。

中板に、取付するのは1KVA未満にしましょう。中板タップ加工だけではネジ山の数が不足します。裏面にナット溶接か、裏面からボルトを入れナット固定ならば1.5KVA程度までそれ以上は底面に座を設けて固定すると良いです。