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生産システムの改善事例集/Ⅴ.生産管理システム設計のポイント

4 生産ライン見える化のポイント

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生産ラインにおいて設備停止や故障の発見が遅れる事は、生産ライン停止時間の増加につながります。復旧の際にその現場の保全担当者はその異常を把握することができますが、工場全体での情報の共有をすることができません。システム上でトラブルの情報を共有できていなければ、再び同じ設備停止や故障が発生した際、その対応に多くの時間がかかってしまう場合があります。

ビフォーアフター
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あらかじめ生産管理システムとして、トラブル内容・稼動時間・生産個数などのあらゆる情報を収集するシステムを配備しておきます。そうすることでトラブルが発生した際にも、設備停止の早期発見、生産ラインの早期復旧を実現できる上に、トラブルが与える生産状況を管理することができます。生産管理システムを設計・配備することで、ライン生産性を向上させる事ができます。

PCやPLCなどの制御機器を使って生産管理システム構築すると、生産ラインのトラブル内容・発生回数・稼働時間・生産個数などを管理・把握することが容易です。ライン状況の見える化は、問題の解決や改善に繋がり、より生産性向上を図る事が出来ます。