
生産システムの改善事例集/Ⅱ.ラダー回路設計のポイント
4 ラダー回路におけるトラブル予防とその対応のポイント


装置、生産指示システムなどでは度々仕様変更が発生しラダー回路の変更が生じ、ラダー回路や仕様の不具合により長時間の装置停止、ライン停止が発生して大きな稼働率の低下、修正コストが発生してしまう事があります。



ラダー回路の改修部分を切り離す事が出来るようにリレーコイルを作成し、そのリレーコイルのON/OFFのみで元のラダー回路へ戻す事が出来るようにしておく事でラダー回路などの不具合発生時に即、元に戻し装置停止、ライン停止を短時間で復旧ができ、生産性の低下、復旧コストを削減する事ができます。