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完全自動化、IoTとAI技術の行く末

 かつて製造業における自動化は3K(キツイ、汚い、危険)作業の代替手法としてロボット、省力治具、専用自動装置の技術が発展してきました。
 大型・重量物搬送の自動化、ロボットによる溶接ライン、塗装・焼成を一貫して行える塗装ライン等、作業者から3K作業をできるだけ無くすことを目的として技術が進歩してきました。その後は単純作業の代替として、自動組付け機、締め付け機等の自動専用機や画像検査装置などがそれに当たります。
 これまでの自動化は製造現場で直接労働を行っている作業者の代替という側面が強かったわけですが、これからの自動化、特にIoT、AI技術の発展が進む世界では、俗にいうホワイトカラーの職種がロボット(ソフトウェアを含む)に置き換わっていくことになります。昨今では実験的に完全自動化されたスマート工場を建設するメーカーが増えてきており、営業業務から受発注業務、生産管理、製造加工、物流、販売に至るまでをすべてロボットや連携されたソフトウェアプログラムで完結することが現実にできております。
 現状のコロナ禍でテレワーク等の在宅勤務を余儀なくされている製造業の従業員も多くいます。近年の働き方改革の流れも後押しし、各企業では作業の効率化、作業人員の再構築が否応なく行われております。
 特にIoT、AI技術の進歩は凄まじい勢いで進んでいます。自動化技術が人手不足を補うことを飛び越え、今ある作業や職種を人から奪うことになる日も近いと感じます。